■その他 | その他 , 体験
メチャクチャ怖いけど、面白い。お化け屋敷の常識をくつがえす、不思議なエンターテイメント空間。
小学生のすずちゃんは、お母さんと二人で暮らしていました。
お父さんは海外で仕事をしていて、滅多に帰ってきません。
けれど、それがすずちゃんの作り話だということを、友だちはみんな知っていました。お父さんは、外国で亡くなっていました。
遺品はたった一つの大きなトランクだけでした。
ある日、すずちゃんは、家でかくれんぼをしていました。夕方になってもすずちゃんはかくれんぼをやめようとしません。もう一回。もう一回。
せいちゃんという子がたまりかねて、ひとつの提案をしました。
「柱時計が5つ鳴り終わるまで隠れていたら好きなものをあげるよ」
オニになったせいちゃんは、2階の古いトランクの隙間から、見覚えのあるすずちゃんのキーホルダーがはみだしているのをみつけました。
すずちゃんみーっけ。
そう声に出そうとしたのを呑み込みました。せいちゃんは、はみ出しているキーホルダーをそっと切りました。
そうすれば、誰もこの中にすずちゃんが隠れているとはわからないはずだ。
すずちゃん以外の全員をみつけ出した時、誰かが大きな声を出しました。
「こんなところにトランクがある!」
誰かがふざけてトランクをつま先で押しました。
すると、トランクは面白いように転がり、せいちゃんが立ちすくむ目の前で、真っ逆さまに階段を転がり落ちていきました。
それ以来、その家では奇妙な現象が起こるようになりました。
夜になると、子供の声が聞こえてくると言うのです。
もういいよ……。もういいよ……。
すずちゃんのかくれんぼはあの時のまま、まだ終わっていません。
すずちゃんをみつけてあげられるのは、せいちゃんしかいないのです。
あのとき、すずちゃんを見殺しにしたせいちゃんしか……。
そのせいちゃんとは……、そう、あなたのことです……!
日程 |
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開催場所 | NORBESA(ノルベサ) |
開催場所 補足説明 |
3階 特設会場 |
住所 | 札幌市中央区南3条西5丁目1-1 |
公式HP | |
料金 |
備考 一般:1000(900)円 |
お問い合わせ |
担当者名 : HBC北海道放送事業部 電話番号 : 011-232-1373 |
差出人:大通り情報ステーション mail@sapporo-info.com
宛先 @
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